林 誠吾
プロフィール
私は、2015年12月に弁護士登録をし、今年(2025年)10年目を迎えました。
弁護士登録後は、企業、個人のお客様を問わず、不動産に関する紛争、離婚・相続等家事紛争のほか、契約書の作成・レビュー、新規事業を開始するにあたっての意見書の作成など、幅広い分野の案件に携わり、ご縁を賜りまして、2019年1月から当事務所にパートナーとして参画することとなりました。
当事務所に入所後は、上記のような事件に加え、暗号資産、NFT、AI等、社会変革をもたらしうる新たな技術分野において生起する法的問題に積極的に取り組んでおります。
また、不動産、グラフィックデザイン、オンライン塾経営、システム開発、一般社団法人等、幅広い業種に関して法律顧問業務を提供しております。法律顧問としてアドバイスを求められた際は、まずは事業(サービス)の仕組みやニーズを丁寧に把握した上で、スポットでは実現の難しいオーダーメイドのアドバイスを行うよう努めております。
事務所外の活動としては、2020年4月から、日本大学法科大学院助教として、民事訴訟法の研究活動及び後進の教育活動も行っております。実務でも頻繁に接する民事訴訟法の研究活動を通じて自らの訴訟対応等の業務を洗練させるとともに、教育活動を通じて同じ志を持った法曹を世の中に増やすことに非常にやりがいを感じております。
個人・法人を問わず、依頼者の方とともに問題を解決し、心穏やかな生活を取り戻していただくことが私にとっての大きな喜びの一つです。これからも慢心することなく、みなさまにとって最適なリーガルサービスを提供できるよう、日々精進する所存です。

経歴
2011年3月 中央大学法学部法律学科卒業
2014年3月 日本大学大学院法務研究科(未修)修了
2015年12月 弁護士登録(68期)
2019年1月 シグマ麹町法律事務所パートナー就任
取扱分野
1.不動産法務
2.スタートアップ・中小企業顧問業務
3.家事事件(離婚・相続紛争対応、遺言書、民事信託等を活用した相続対策、遺言執行者としての業務)
4.労働事件(使用者側・労働者側)
5.倒産事件(任意整理、破産及び民事再生の申立て、破産管財人業務)
6.刑事事件(特に被害者側代理人としての活動)
7.債権回収業務(財産調査、各種強制執行)
8.その他民事事件全般(交通事故、消費者被害等)
代表的な実績
・大手、中小の不動産会社(売買・賃貸・仲介・管理)顧問弁護士としての顧問業務対応のほか、借地非訟、立退料に関する紛争、不動産売買に関する紛争等の解決を得意としている。
・生成AIを活用したプロダクト・サービス開発会社の顧問弁護士としての顧問業務対応
・経営者、会社役員等を当事者とする離婚事件の解決
・日本大学法学部助教として研究・教育活動に従事するほか、東証プライム上場企業の従業員を対象としたセミナーの実施等、法的知識を広めるための講師活動にも力を入れている。
・その他公益的活動として、反社会的勢力(暴力団)の威力を背景にした特殊詐欺事件の被害者を民事的に救済する活動(「組長訴訟」)にも積極的に取り組んでいる。
所属団体、活動等
日本大学法学部 助教(専攻:民事手続法)
第一東京弁護士会 若手会員委員会 委員
第一東京弁護士会 総合法律研究所 シェアリングエコノミー研究部会
第一東京弁護士会 民事介入暴力対策委員会 委員
第一東京弁護士会 不祥事予防・不祥事対策検討プロジェクトチーム
日本弁護士連合会 代議員(2020年度、2023年度)
第一東京弁護士会 常議員(2020年度、2023年度)
著書、論文等
論文演習会社法(上・下)(勁草書房、共著)
必携・実務家のための法律相談ハンドブック(新日本法規、共著)
若手弁護士・パラリーガル必携 委任状書式百選(新日本法規、共著)
シェアリングエコノミーの法規制と実務(青林書林、共著)
業界別 法律相談を解決に導く法律・条例の調べ方(第一法規、共著)
事例でわかる不動産の強制執行・強制競売の実務(日本加除出版、共著)
趣味
ゴルフ
最近は多忙のためあまり行けていませんが、ベストスコアは83(39・44)まで頑張りました。
サウナ
自宅の近所のホームサウナに週1~2回の頻度で通っています。また、サウナを目的とした旅行にも出かけます。業務に忙殺される日々の中、貴重なリフレッシュの時間となっています。
野球観戦
出身が北海道のため、子どものころから北海道日本ハムファイターズを応援しています。エスコンフィールドにも行きました。
メッセージ
私が弁護士を志したのは、高校生の頃に見たドラマ『白い巨塔』がきっかけでした。
医療ミスで亡くなった患者の遺族が、大学病院と闘う姿が描かれており、その中で弁護士が弱者の立場に立ち、大きな組織と戦う姿がとてもかっこよく見えました。
それをきっかけに、私も弁護士という職業になることを決意しました。
大学では、法律以外にも、非正規雇用の問題や環境問題などについて、自主的に学ぶようになりました。
この活動を通じて実際の弁護士に会う機会が増え、その仕事に触れる中で、弁護士という職業の意義を実感し、改めて弁護士の道を決意しなおします。
私がこの仕事において最も大切にしていることの一つは、「クライアントにとっての」最適な解決策を見つけることです。
法的手続には交渉、調停、訴訟等様々なものがありますが、それらは解決のための手段に過ぎません。
法律の知識を杓子定規に当てはめるのでなく、置かれている状況や心情に寄り添い、クライアントが一番納得できる形での解決を目指しています。
大学時代に学んだ社会問題への関心は今も変わらず、法律を通じて社会の課題を改善することが私の使命だと考えています。
社会が抱える様々な課題の解決を目指す志・熱意のある経営者の方とも伴走し、よきビジネスパートナーでありたいと願っています。
「法律を知らないで損をする人を可能な限りゼロにしたい」という信念のもと、法律問題だけでなく、社会問題の解決にも貢献したいと考えています。
今後も弁護士としての経験を積み重ねながら、新しい挑戦を続けていきます。
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